ライフイベントを支えるマネジメント研修
部下の育休、復職、不妊治療との両立に、上司としてどう向き合うか。当事者の実例をもとに考えます。
- 復職後の業務設計と評価の考え方
- 声をかけるタイミングと伝え方
- チームで支える体制づくり
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For HR / 人事担当者の皆さまへ
出産、育休、復職、保活。社員の人生が大きく動くとき、会社から見えているのは、申請と面談のわずかな接点だけです。
双子を育てる当事者であり、キャリアデザインの専門家として、その間にある見えない時間を研修と制度づくりで支えます。
2025年4月から、男性の育児休業取得率の公表義務が、従業員1,000人超から300人超の企業に広がりました。各社の取得率が並ぶいま、問われているのは育休の「質」です。取った後の過ごし方、復職後の定着、そして一人ひとりの事情に届く支援。他社の横並びではない、自社オリジナルの取り組みが必要です。
出典:厚生労働省「育児・介護休業法 改正ポイント」Why Multiples / 80件に1件の現実
「いやー、双子の予定で。どうしたらいいのか、やばいんですよ!」研修や面談で、実際に出てくる声です。
出産のおよそ80件に1件は、双子以上の多胎です(2024年:1.28%)。東京都でも同じく約78件に1件と、決して珍しい話ではありません。育休研修に集まる男性社員のなかにも、多胎の出産を控えた人が一定の割合で必ずいます。
多胎育児は、単胎の「2倍」ではありません。夜間の授乳、通院、保活、移動。負担の質がまったく違います。一般的な育休研修では、この社員の不安に答えきれません。だからこそ、多胎にまで目が届く研修が、他社にない自社の取り組みになります。
出典:厚生労働省「人口動態統計(確定数)」2024年 出生上巻 表4-37「単産-複産(複産の種類)別にみた都道府県別分娩件数」。分娩件数は出産した母の数。
この15年で出生数は約36%減りましたが、多胎の出産は約16%減にとどまり、出産に占める割合は0.97%(103件に1件)から1.28%(78件に1件)へ高まっています。背景には、不妊治療の広がりなどが指摘されています。不妊治療ののちに、高齢、初産が多胎児というケースは、当事者にとって大きな人生の転機になっています。
| 年 | 出生数(人) | 多胎の出産(件) | 割合 | 目安 |
|---|---|---|---|---|
| 2010 | 1,071,305 | 10,558 | 0.97% | 103件に1件 |
| 2011 | 1,050,807 | 10,279 | 0.96% | 104件に1件 |
| 2012 | 1,037,232 | 10,505 | 1.00% | 100件に1件 |
| 2013 | 1,029,817 | 10,489 | 1.01% | 99件に1件 |
| 2014 | 1,003,609 | 10,217 | 1.00% | 100件に1件 |
| 2015 | 1,005,721 | 10,195 | 1.00% | 100件に1件 |
| 2016 | 977,242 | 10,131 | 1.03% | 98件に1件 |
| 2017 | 946,146 | 9,914 | 1.04% | 96件に1件 |
| 2018 | 918,400 | 9,745 | 1.05% | 95件に1件 |
| 2019 | 865,239 | 9,083 | 1.04% | 96件に1件 |
| 2020 | 840,835 | 8,932 | 1.05% | 95件に1件 |
| 2021 | 811,622 | 9,023 | 1.10% | 91件に1件 |
| 2022 | 770,759 | 8,706 | 1.12% | 89件に1件 |
| 2023 | 727,288 | 8,708 | 1.19% | 84件に1件 |
| 2024 | 686,173 | 8,873 | 1.28% | 78件に1件 |
出典:厚生労働省「人口動態統計(確定数)」出生上巻 表4-11「出産順位別にみた年次別出生数」、表4-36「単産-複産別にみた年次別分娩件数」。割合は多胎の分娩件数÷総分娩件数(分娩件数は出産した母の数)。
Issues / 人事の次の論点
01
育休前の不安、育休中の過ごし方、復職後のキャリア。数字の裏にある一人ひとりの揺らぎに、育休に入る前から向き合います。
02
不妊治療や多胎児育児に直面しやすいのは、30代後半から40代の中核人材です。本人と上司の両方に働きかけ、離職の芽を早めに摘みます。
03
2人同時の発熱や通院が続く時期に、どう任せ、どう評価するか。上司と本人が同じ見通しを持てるよう支えます。
04
他社と同じ研修を並べるだけでは差がつきません。多胎まで目が届く研修が、社員にも社外にも語れる自社の取り組みになります。
Programs / プログラム
研修例 1 / For Expectant Fathers of Twins & Multiples
双子・三つ子を迎える男性社員のための研修です。多胎育児の当事者と、ふつうの育休研修では話しにくいニッチな悩みまで相談しながら、来るべき多胎育児と仕事の両立に向けて自分の戦略を描きます。心身の健康を守る意味でも、重要なプログラムです。
研修例 2 / Career Transition
育休の前から復職後6か月まで、きめ細やかに伴走する研修です。育休をキャリアの前向きなトランジションとして位置づけ、節目ごとに振り返りの機会を設けます。リフレクションや学びの見える化では、LEGO® ブロックを用いたワークも行います。
部下の育休、復職、不妊治療との両立に、上司としてどう向き合うか。当事者の実例をもとに考えます。
研修を、自社オリジナルのD&I施策や統合報告書で語れる取り組みにつなげます。
D&I/IR担当者さま向けのご案内 →Report / 納品物
研修は実施して終わりではありません。人事部門の取り組みを、経営やIRに届く言葉にしてお渡しします。
目的、対象、内容、参加人数。開示資料にそのまま転記できる形でまとめます。
実施前後のアンケートで、不安や復職への見通しがどう変わったかを示します。
匿名化したコメントを、社内報や統合報告書で使える形に整えます。
ワークショップで見えた課題から、制度と運用の改善案をご提案します。
Process / 進め方
FAQ / よくあるご質問
内容や規模に合わせて、ご相談に応じて設計・開発し、お見積りします。
育休を控えたすべての社員と、その上司・チームが対象です。男性育休を入口にしつつ、性別を問わずご参加いただけます。
LEGO® ブロックを使うワークショップは対面を基本としています。オンラインでの実施は内容に応じてご相談ください。
出産のおよそ80件に1件が多胎です(2024年:1.28%)。社員数が多い企業ほど、毎年のように該当する社員がいます。負担が最も大きい層に届く支援は、離職防止の面でも、開示で語れる独自の取り組みとしても効果があります。
はい。多胎児育児は、育児と仕事の両立の難しさが最も強く表れる例です。その実例から考えることで、どの社員にも通じる支援のあり方が見えてきます。
Contact / ご相談
貴社の課題やお考えをお聞かせください。多胎育児の当事者として、対等な立場で一緒に考えます。